日帰り愛知


先週土曜日、Ypさんの車(ピンクのマーチ)で愛知に行ってきました。
ちひろちゃん、ハブちゃん、YPさんと四人。
豊田市美で開催中の、ジュゼッペ・ペノーネ展。
愛知県美と名古屋市美の、『放課後のはらっぱ』展。
ケンジタキの、横内くんの個展。
です。


まず高速で、京都から豊田に直行、その後下の道を通って名古屋市内をまわる予定で。

私は出不精すぎて、いまだに行ったことが無い美術館ギャラリーがたくさんあって、反省。
実は、豊田市美へも初めてでした。
なのでまず、すごいかっこいい美術館!と感動。
みんな言ってるけど。いまさらですけど。


ペノーネ展は、その美術館のでっかい空間を、でっかい作品でフルに使っていて、入ってすぐに、おお!と言ったくらいかっこいい展覧会でした。
大きい空間に大きい作品があって、遠くにあるのをだんだん近づいて行って見るっていう見方は、
美術館ならではだなー。
作品点数は、言うほどたくさんは無くて、作品一点一点の密度と大きさがすごい。
近くで見るのと離れて見るので印象が全然違う。
彫刻の素材の持つ視覚的な量感と触感は、実際に体験すると、期待以上に生々しくて痛々しい。
アルテポーヴェラとかあんまり予備知識無くても、良かったと思えた。
こないだ見てきた京都近美のケントリッジ展は点数がすごくて、密度が高い、良い展覧会だったと思ったけど、
ペノーネは逆。見た後、爽やかな印象だったなー。


その後、名古屋市内で、行列のおうどん屋さん、川井屋ってとこで、きしめん食べる。
はなみずがでる。


そんで、愛知県美。
櫃田伸也先生と教え子さんの、同窓会みたいな展覧会。
といっても、教え子さん、超有名作家さんばかり。
長く先生やられてると、何百人も教えてるはずだし、年代もまちまち、その中でも選りすぐりの元学生さんということになるのだけど、
にしても、良い作家さんが多いと思う!
作家さんの学生時代の作品や、デッサンとか、ドローイングまで見れて、面白かった。
愛知の美大生は、基礎をしっかりやってきているのだなー、という印象。
うまい!と言ってしまう平面の作家さん、結構愛知の人が多い気がする。
安藤正子さんの作品に、ちひろと二人で、驚愕。
見ても見ても、無駄が無い!すごい…
ため息でました。


名古屋市美に、『放課後のはらっぱ』展の別会場があって、さらりと見る。
入場無料でよかった。


最後に、ケンジタキギャラリー。
横内くんのサテンを張った作品は、実物見ると、すごいきれい。高級感。
何回か展覧会で見てますが、いつもびっくりする。
素材に、胡粉と書かれてる作品があって、胡粉使ってないものよりもぼかした感じ。
どうやってるんだろう?
材料は無茶な使い方したほうが良い!というYpの言葉を思い出す。


この日は1日雨で、朝からヘビーに動きっぱなしだったので、そろそろみんなお疲れ気味。
デジカメを雨から守るストレスで、途中で撮影を放棄。
思いで写真集を作る勢いだったのになー。


土曜日はETC利用が安くなっているので、交通費は激安でした。
渋滞を警戒してたけど、普通の日はそんなでもないんだね。
シルバーウィークは多いんかね。


ピンクのマーチ、ややオーバーヒート気味。がんばりました。
Ypさん。1日運転、ありがとう。次は運転交代します。

またどっか遠出しに行きたいなあー。