展覧会の感想です

しばらく美術館行ってないですが、比較的ギャラリー見に行ってます。

ギャラリーモーニングでやってた、福村真美ちゃんの個展。
私の中で真美ちゃんの絵は、ぬめりのある質感である印象でした。
キラキラした風景画を作ろうとしてるんだけど、素材の限界の結果としての、ぬめり。
それが今回は全然違ってて、こんなにカラッとしてたっけ？ってびっくりした。
真美ちゃんは、もともとカラッとおもちゃっぽく描いてるで〜って言ってたから、
最近の制作は、技術力が伴って、理想に近づいてきたということなんかな、と思う。
なんでぬめってたんかな、と考えると、水辺の風景が描かれているだけが原因でなく、隅々までくまなく高い密度で描かれてたためなのかもしれない。
画面の隅々まで全てにピントの合った、密度が高い写真みたいな感じ。
それとも、写真に近い印象の絵だからかな。
うーんやっぱりなかなか、うまく言えません。また見に行くからね！真美ちゃん。

２kwギャラリー58の、冬耳さん個展も見てきました。
私が今まで見さしてもらってきた冬耳さんの展示の中では、一番良かったと思いました。
冬耳さんからは、最近かなり頻繁に展覧会の案内を送って頂いてるので、ご本人の制作量もそれに伴ってハンパないことになってると思うんですが、そういった惰性に陥ってもおかしくない状況の中、着実に歩を進めているのが素晴らしいと思いました。
展示の中では、オールオーバーに近いパターンのものが良かったです。
繰り返しのパターンのものと、具体的なモチーフが画面を埋め尽くして構成されたもの。
真ん中に大きなカタマリが描かれたものより、モチーフが画面全体均等な密度に散って、装飾性の高い画面になっている方が、冬耳さんの描く形態と、美しい塗面が際立って見えると思いました。
あのような画面になって来はったのは、テキスタイルデザインを手がけられてからなんか、次にお会いしたら聞いてみたいです。

皆さん頑張ってはるんで、私も負けてられないです！
夏に展示ありますし、頑張るぞぅ。。