移転後のDenさんに


昨日、Gallery Den Mymさんのギャラリーでの、杮落し展のオープニングイベントに行ってきました。
初めて伺いましたが、想像以上に遠かったです。
京都駅で待ち合わせして、5人で向かいました。
だんだんと民家の間隔が開いてきて、到着した大河原駅は、無人駅!
なんとicocaが使えないという。結果、イベントに向かうお客さんが、降車時に大行列、という事態に…。
車掌さん、ごめんなさい。。
そこからは、この日だけ手配しはったという、シャトルバスに乗って行きます。


京都の家から約2時間。
めっちゃ遠くまできたような気がしましたが、
ギャラリーにはいつもは主に大阪市内で見ることの多い、おなじみの友人たちの作品が展示されてます。
会場は、古民家の構造をそのまま、きれいに手直ししてある場所です。
作品は比較的小さい物が、所狭しと並べてある感じで、一点一点、存在感が強いものばかりでした。
でも、ギャラリースペースもとても個性的な空間で、強い主張をする質感でした。
作品も空間も互いに主張し合い、都市部のギャラリースペースでは決して見ることのできないような、
濃密な展示空間になっていました。


前日から現地入りしていた作家さん達は、みんな楽しそうに打ち解けて、リラックス(二日酔い?)した様子でした。
作品鑑賞後は、手作りのおにぎりやおもちをいただきながら、作家さん全員による合作のライブペインティング。
どのくらいの時間でしょうか、ほんの数時間のうちに、大きな絵ができあがりました。
普段、密室にこもって制作してるのに、たくさんの人の前で描くのは、相当てんぱるだろうなと思いつつ…
はた目には、みなさん集中して描いてるように見えました。。
人が絵を描くのを見てると、描く行為について、たいへん勉強になりますです。


残念ながら、この日ライブペインティングの後に予定されていた、パフォーマンスなどの演目は、延期されました。
なので、ライブペインティングが終わると、だんだん人が帰ってって。
最後、残った男子がみんなで薪割りしてました。


とても書ききれないけど、たくさんの人が集まっていて、すごく寒かったけど、本当に素敵なあたたかい日でした。
イベントはこの日だけですが、展覧会はまだ3週間ほど開催されます。
また、この展覧会の後も、展覧会が続いていくそうです。
手島さんのバイタリティに、いっつも感動してます。
ふにゃふにゃ言わずがんばろう、という気持ちをいただいてます。
この展示は下のとおりです。


visual sensation vol.4
第4回ギャラリー選抜合同展-最先端を走る若き平面作家のビエンナーレ-
会場 : Gallery Den mym 本館
会期 : 2011年4月3日(日)-4月23日(土)  12:00〜19:00
出展作家 : 岩名泰岳・沖晋吾・しまだそう・田中秀介・長友紀子・冬耳
HP:http://galleryden-mym.com/index.html